神奈川 黒岩知事 横浜市の繁華街視察し感染対策徹底呼びかけ

神奈川県の黒岩知事は23日夜「まん延防止等重点措置」の対象地域となっている横浜市の繁華街を視察し、マスクを配りながら感染対策の徹底を呼びかけました。

神奈川県では現在、横浜市、川崎市、相模原市が「まん延防止等重点措置」の対象地域となっていて、県は飲食店に営業時間を午後8時までにするよう要請しています。

黒岩知事は23日夜、横浜駅前の繁華街を視察し、飲食店やカラオケ店の感染対策などを確認しました。

そして道を歩いている人たちにマスクを配りながら、食事中もマスクを着ける「マスク飲食」を呼びかけたり「路上で飲酒することはやめましょう」と訴えたりしていました。

緊急事態宣言を受けて東京都では25日から酒やカラオケ設備を提供する飲食店などに休業を要請することなどを決めましたが、神奈川県も「まん延防止等重点措置」の対象地域を拡大したうえで、同様の要請を行う方針で、24日、対策本部会議を開いて具体的な期間や内容を決めることにしています。

黒岩知事は「店で酒が出せなくなると路上で飲む人が増えることを心配している。外では声も大きくなり、より危なくなるので、路上飲みはやめるようしっかり啓発していきたい」と話していました。