
Jリーグ “宣言”4都府県での試合 無観客開催の方向で検討
政府が東京、大阪、兵庫、京都の4都府県に緊急事態宣言を発出したことを受けて、サッカーJリーグは25日から来月11日までの期間中、これらの地域で行われる試合は観客を入れずに開催する方向で検討を進めています。
Jリーグでは、これまで政府の方針に従い、緊急事態宣言の対象地域で行われる試合は観客数の上限を、収容人数の半分か5000人の少ないほうとして開催してきましたが、今回、政府は緊急事態宣言に伴い4つの都府県ではJリーグの試合も含め、イベントについては原則として無観客での開催を要請するとしています。
これを受けて、Jリーグは緊急事態宣言が出された期間の25日から来月11日まで、4つの都府県で行う予定だった試合は「リモートマッチ」として観客を入れずに開催する方向で検討を進めています。
J1ではFC東京、ガンバ大阪、セレッソ大阪、それにヴィッセル神戸が4都府県に本拠地を置いていて、期間中のホームゲームはリーグ戦とJリーグカップで合わせて6試合が予定されています。
ただ、政府や自治体から延期や中止を求められた場合はホームとアウェーを入れ替えて開催することなども検討することにしていて、要請の内容を踏まえて最終的な調整を進めることにしています。