神奈川県「まん延防止」適用地域 厚木市など6市追加で調整

東京都に緊急事態宣言が出されるなか、神奈川県では「まん延防止等重点措置」を適用する地域について、これまでの3つの市に新たに厚木市など県中央部の5つの市と、鎌倉市の合わせて6つの市を加える方向で調整していることが関係者への取材で分かりました。

神奈川県では、今月20日から「まん延防止等重点措置」が適用され、横浜市と川崎市、それに相模原市の3つの市を対象地域として、飲食店に営業時間の短縮などを求めています。

関係者によりますと、東京都に3回目の緊急事態宣言が出されるなか、県では東京都と人の行き来が多い地域や感染者が増えている地域を対象に加える方針を固めたということです。

具体的には、県中央部にある
厚木市、
大和市、
海老名市、
座間市、
綾瀬市のほか、
横浜市に隣接する鎌倉市を加え、
合わせて9つの市に拡大する方向で調整しているということです。

県では、これらの地域に東京都と同様の要請を行うことを検討していて、各自治体の意向を確認したうえで24日、対策本部会議を開いて正式に決定する見通しです。