植物や自然保護の研究で功績「みどりの学術賞」授賞式 東京

植物や自然保護の研究で功績があった人に贈られる「みどりの学術賞」の授賞式が、23日に天皇皇后両陛下も出席されて東京都内で行われました。

「みどりの学術賞」は、5月4日の「みどりの日」を前に、植物や自然保護の研究で功績があった人を総理大臣が表彰するもので、東京 千代田区で行われた授賞式には両陛下も出席されました。

ことしの受賞者は、人と自然が共生する社会の実現に向けた研究を先導し、地域環境づくりの活動の拡大に貢献した東京大学の武内和彦特任教授(69)と植物ゲノム科学の分野を開拓し、持続的な農業生産技術の開発を促進した、公益財団法人かずさDNA研究所の田畑哲之所長(66)の2人です。

この中で、天皇陛下は新型コロナウイルスの感染拡大で生活や社会の在り方が変化していることに触れたうえで、「私たちの社会や生活と密接に関わり、欠かすことのできない緑を守り育むために必要な技術や文化について、考えていくことも大切なことではないかと思います」と述べられました。

また、地域の緑化推進活動に貢献した個人と団体も表彰され、両陛下は拍手を送られていました。

授賞式への出席は、上皇さまの退位に伴い両陛下が上皇ご夫妻から受け継がれましたが、去年は新型コロナウイルスの影響で中止されたため、今回が初めての出席となりました。