大型連休に合わせ長期休暇の取得を 経団連 古賀審議員会議長

東京、大阪、兵庫、京都の4都府県を対象にした緊急事態宣言について、経団連の古賀信行審議員会議長は東京都の小池知事とのテレビ会談のあと記者団の取材に対して、短い期間で感染拡大に歯止めをかけるため、企業や行政は、働く人たちに対し大型連休に合わせて長期休暇を取得するよう呼びかけていくべきだという考えを示しました。

この中で、古賀審議員会議長は「大型連休を前にきちんと歯止めをかけたいという意志の表れだと感じる。宣言が出された以上は、短期間で終わりにして、次のステージに行けるようにしたい」と述べました。

そのうえで「人の動きを抑えるためには、リモートワークは当然のこととして、祝日の間の平日も休みましょうと呼びかけるのが時宜を得た形だ」として、企業や行政は、働く人たちに対し、大型連休に合わせて長期休暇を取得するよう呼びかけていくべきだという考えを示しました。