使いやすいシステムを早く作ることが重要 オードリー・タン氏

台湾でIT担当の閣僚を務める唐鳳氏、英語名オードリー・タン氏は、日本の経営者などとのオンラインの交流会で、パンデミックなどの事態には感染防止に向けて、誰でも使いやすいシステムを早く作ることが重要だという認識を示しました。

タン氏は世界的にマスクが不足した中、地図アプリでどの店にマスクの在庫があるか、一目で分かる仕組みの導入を進め、国際的に評価されています。

これについて「感染が拡大している時はスピード感を持って対策を打つことが重要だったので、新しいアプリは作らず、人々が慣れ親しんだ既存のシステムを活用した」と述べ、パンデミックなどの事態には、高齢者を含めて誰でも使いやすいシステムを早く作ることが重要だという認識を示しました。

そのうえで、日本で新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」に不具合が相次いだことについて「感染収束後には一連の対応で何が間違っていたのか見直し、次のいざという時には、こうしたアプリなどを全員が使えるよう年に1度は訓練すべきだ」と述べ、感染症への備えの大切さを訴えました。