聖火リレー 山口~滋賀の8府県 公道で実施へ 感染状況で変更も

東京オリンピックの聖火リレーについて大会組織委員会は、5月13日から28日にかけて山口から滋賀までの8つの府県で行われるリレーを公道で実施すると発表しました。
ただ、兵庫県と京都府には緊急事態宣言が出されることになっているため、ほかの地域を含めて今後の感染状況によっては実施方法を変更するとしています。

東京オリンピックの聖火リレーについて、組織委員会は全国をブロックに分けて実施方法を1か月前をめどに判断することにしています。

23日、5月13日から28日にかけて予定されている、山口、島根、広島、岡山、鳥取、兵庫、京都、それに滋賀の8つの府県について予定どおり公道でリレーを実施すると発表しました。

ただ、これらの府県のうち5月23日と24日の兵庫県と5月25日と26日に実施予定の京都府には緊急事態宣言が出されることになっているため、組織委員会はほかの地域を含めて今後の感染状況によっては実施方法を変更するとしています。

また、鳥取県は、感染対策や予算削減のために聖火リレーのルートをほぼ半分に短縮する提案をしていて、組織委員会との間で調整が行われています。