岐阜県「まん延防止等重点措置」政府に要請の方針固める

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、岐阜県は「まん延防止等重点措置」の適用を政府に要請する方針を固めたことが、関係者への取材でわかりました。また感染者の多い9つの市で、飲食店に対する営業時間の短縮要請を行うことにしています。

岐阜県では今月半ばから1日の感染者が50人を超えるなど、新型コロナウイルスの感染拡大が続き、変異ウイルスの感染確認も増えています。

これを受けて岐阜県が、政府に対してまん延防止等重点措置の適用を要請する方針を固めたことが、関係者への取材でわかりました。23日午後にも県の対策本部員会議を開いて、政府への要請を正式に決定することにしています。

また、県独自の非常事態宣言を出し、感染者が多い9つの市の飲食店に対して営業時間の短縮要請を行うということです。

要請の対象となるのは、岐阜市、大垣市、各務原市、瑞穂市、関市、美濃加茂市、多治見市、可児市、土岐市です。

期間は今月28日ごろから来月11日までで、要請に応じた場合には店の規模に応じて1日当たり2万5000円以上の協力金を支払う方針です。