星出彰彦さん搭乗の宇宙船 きょう打ち上げ 宇宙飛行は3回目

日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんら4人の飛行士は、日本時間の23日午後7時前に、民間の宇宙船に搭乗して、アメリカから国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられます。打ち上げは天候の影響のため、22日から23日に延期されていて、星出さんの宇宙飛行は3回目になります。

日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんとアメリカやフランスの飛行士、合わせて4人は、アメリカの民間の宇宙船「クルードラゴン」の2号機に搭乗して、日本時間の23日午後6時49分にアメリカ フロリダ州から打ち上げられます。

その後、宇宙船はロケットから分離され、24日、宇宙ステーションに到着する予定です。

当初は22日に打ち上げられる予定でしたが、天候の影響で23日の打ち上げに延期されました。

星出さんは延期について、ツイッターで「地球を楽しむ時間が1日増えた」と投稿しています。

星出さんの宇宙飛行は3回目で、宇宙ステーションにおよそ半年間滞在し、若田光一さんに続いて日本人としては2人目となる船長を務めるほか、科学実験などを行うことになっています。

この宇宙船とロケットは、複数回使用できる再使用型としてアメリカの民間企業が開発していて、飛行士を乗せての打ち上げでは今回初めて、宇宙船とロケットの1段目が1度使われたものを再使用します。

国際宇宙ステーションで船長に 日本人飛行士2人目

星出彰彦さんは東京 世田谷区出身の52歳。

今回は9年ぶり3回目の宇宙飛行で、およそ半年間国際宇宙ステーションに滞在し、日本人飛行士としては2人目となる船長を務めることになっています。

星出さんは子どものときにアメリカ フロリダ州にあるケネディ宇宙センターを訪れたのをきっかけに宇宙に関心を持つようになり、大学を卒業したあと、当時の宇宙開発事業団に入りました。

当初は日本のロケット開発や、宇宙飛行士の若田光一さんの訓練のサポートなどを担当しました。

星出さんは1999年に古川聡さん、山崎直子さんとともに宇宙飛行士に選ばれましたが、大学の在学中から応募し、3度目での選抜だったということです。

2008年にスペースシャトルで初めての宇宙飛行を行い、日本人として初めて国際宇宙ステーションのロボットアームを操作して、日本の実験棟「きぼう」の組み立てを行ったほか、2012年にはロシアの「ソユーズ」に乗って国際宇宙ステーションに向かい、4か月間、長期滞在しました。

今回は去年11月の野口聡一飛行士に続いて、日本人としては2人連続となる民間宇宙船「クルードラゴン」への搭乗で、国際宇宙ステーションにドッキングしておよそ半年間滞在する計画です。

また国際宇宙ステーションでは船長に就任することも決まっていて、日本人が国際宇宙ステーションの船長に就任するのは2014年の若田光一さんに次いで2人目です。

星出さんはこれまでにアメリカの「スペースシャトル」とロシアの「ソユーズ」に搭乗しているので、今回の「クルードラゴン」の搭乗で3つの異なるタイプの宇宙船に搭乗することになり、これは日本人としては野口さんに次いで2人目となります。