大阪府 飲食店に要請で調整 酒類提供あれば休業 なければ時短

大阪府は、緊急事態宣言に伴う措置として、酒類を提供する飲食店に休業要請を行う一方、提供しない場合は午後8時までの時短要請を行う方向で調整を進めています。

大阪府は、新型コロナウイルスの感染の急拡大に歯止めがかからない状況を受け、国に緊急事態宣言の発出を要請し、国は大阪、兵庫、京都、東京の4都府県に宣言を出す方向で調整しています。

大阪府では、緊急事態宣言が出された際の措置について詰めの検討を行っていて、このうち、飲食店に対しては酒類を提供する店に休業要請を行う一方、提供しない場合は休業要請は行わずに、午後8時までの営業時間の短縮を要請する方向で調整を進めています。

一方、吉村知事が休業を要請したいとしている大型の商業施設などへの対応については、施設の規模や、施設内の飲食店の取り扱いなどをめぐって、国と協議を続けています。

大阪府では、国との調整を急いだうえで23日、対策本部会議を開いて措置を正式に決定し、公表することにしています。