中国で2年前拘束 北海道教育大の中国人元教授 起訴され裁判に

おととし一時帰国したあと、中国当局に拘束された北海道教育大学の中国人の元教授について、中国外務省は22日、すでに起訴され、裁判所で審理が行われていることを明らかにしました。

北海道教育大学の元教授の袁克勤氏は、大学教授だったおととし5月、中国に一時帰国したあと、家族や大学側と連絡が取れなくなり、その後、中国当局がスパイ犯罪に関わった疑いがあるとして拘束していたことが明らかになっています。

袁氏の状況について、中国外務省の汪文斌報道官は22日の記者会見で「本人は犯罪事実を包み隠さず供述し、証拠は確かだ。すでに起訴され、裁判所で審理が行われている」と述べました。

そのうえで「担当機関は彼の訴訟に関する権利を十分に保障している」と強調しました。

一方で、袁氏が起訴された時期や健康状態などの詳しい状況については明らかにしませんでした。

袁氏をめぐっては、家族が早期解放を求めているほか、大学の研究者たちがインターネット上で解放を訴える署名活動を行うなどしています。