上海モーターショー 女性がテスラの性能に抗議 政府調査命じる

中国で開かれている上海モーターショーの会場で、女性がアメリカの電気自動車メーカー、テスラの性能に問題があったと抗議する騒ぎがありました。これを受け、中国政府は消費者の権利を守る必要があるとして、地元当局に調査を命じ、その行方に高い関心が寄せられています。

中国で開かれている上海モーターショーが開幕した4月19日、女性が展示されていたテスラの車の上にのぼって、性能に問題があるなどと抗議し、取り押さえられる騒ぎがありました。

テスラによりますと、この女性はことし2月に河南省で速度超過によるとみられる事故を起こしたあと、ブレーキが効かなかったなどと訴えていました。

上海モーターショーでの騒ぎを受け、中国の国家市場監督管理総局は21日夜、法に基づき消費者の権利を守る必要があるとして、河南省や上海の当局にこの問題の調査を命じたことを発表しました。

また、国営の新華社通信は、テスラ側に調査への協力や関連資料の提出に応じるよう望むとする、消費者支援団体のコメントを伝えています。

これに対しテスラは、合理的でない訴えには妥協しないとする一方、当局の調査に応じる意向を示していて、米中対立の中でも中国の消費者の人気を集めてきたテスラへの調査の行方に、高い関心が寄せられています。