また埼玉県は21日、いずれも県内に住む、10歳未満から70代までの男女163人が、変異した新型コロナウイルスに感染していたことを新たに確認したと発表しました。
県によりますと、陽性が確認された1121人のうち、43%にあたる480人について、今月12日から18日にかけて変異ウイルスのPCR検査を行いました。
その結果、34%にあたる163人が変異ウイルスに感染していることが確認されたということです。
163人のうち、50代と60代の男性合わせて2人が重症となっているほかは、多くは軽症か症状がないということです。
年代別に見てみますと
▽20代が59人と最も多く
▽40代が29人
▽30代が27人
▽50代15人などとなっています。
変異ウイルスへの感染が確認された人は、前の週の発表に比べ、人数では2.4倍に増え、陽性率も2倍以上となり、県は、変異ウイルスの感染が拡大している可能性が高いとしています。
また、職場に関係したものなど感染者の集団=クラスターが3件新たに確認され、濃厚接触者の特定や、感染経路など詳しく調べています。
埼玉県内で変異ウイルスへの感染が確認されたのはこれで323人になりました。
埼玉県 新型コロナ 227人感染確認 2回目の宣言解除後で最多
埼玉県内では21日、新たに227人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表され、2回目の緊急事態宣言が解除されてから最も多くなりました。
内訳は、埼玉県の発表が127人、さいたま市が45人、越谷市が27人、川口市が17人、川越市が11人となっています。
これで、県内で感染が発表されたのは、合わせて3万6001人となりました。