IR汚職裁判 秋元議員の元秘書“元顧問らと面会の記憶なし”

秋元司衆議院議員がIR・統合型リゾート施設の事業をめぐって収賄などの罪に問われている事件の裁判で、秋元議員が議員会館の事務所で贈賄側から現金300万円を受け取ったとされることについて当時の公設秘書は「贈賄側の企業の元顧問らが事務所に来た記憶はない」と証言しました。

IRを担当する内閣府の副大臣だった、衆議院議員の秋元司被告(49)は、IRへの参入を目指していた、中国企業の元顧問らから4年前、議員会館の事務所で現金300万円の賄賂を受け取った収賄の罪などに問われ、無罪を主張しています。

21日の裁判には、秋元議員の元公設第1秘書で、当時、議員会館の事務所で来客対応やスケジュールの管理をしていた女性が証人に呼ばれました。

この中で元秘書は現金300万円が提供されたとされる日に、元顧問らが事務所に来たかどうについて「記憶にございません。秋元議員が事務所に戻ったことも記憶にはございません」と証言しました。

また元秘書は、この日の事務所の予定表に、秋元議員と元顧問らの面会予定の記載はなかったと述べました。

賄賂とされる現金300万円をめぐっては、これまでに秋元議員が「中国企業の関係者と面会した事実はなく、現金は受け取っていない」と主張する一方、元顧問は「現金300万円を渡した。秋元議員は『ありがとう』と言って受け取った」と証言しています。