バイデン大統領「いまこそ大きな変革のとき」人種差別解消訴え

アメリカのバイデン大統領は黒人のジョージ・フロイドさんが死亡した事件の有罪の評決を受けて演説し「いまこそ大きな変革のときだ」と述べ、人種差別の解消を訴えました。

バイデン大統領は20日、黒人のジョージ・フロイドさんが死亡した事件で、第2級殺人などの罪に問われている元警察官に有罪の評決が出されたのを受けて、ホワイトハウスで急きょ、演説しました。

バイデン大統領は「フロイドさんは帰ってこないが、この評決はアメリカでの正義に向けた闘いの中で大きな前進となる可能性がある」と述べました。

そのうえで「われわれは真の改革のため、ここで立ち止まらず、今回のような悲劇が再び起こらないように、もっと努めなければならない。フロイドさんが最後に言った『息ができない』ということばを忘れてはならない。いまこそ大きな変革のときだ」と述べ、人種差別の解消や警察の改革を訴えました。

また、黒人として初めて副大統領を務めるハリス副大統領は「アメリカには長きにわたる構造的な人種差別の歴史がある。黒人の命は教育でも医療でも、司法制度においても大切にされなければならない。人種差別は黒人だけでなく、すべてのアメリカ人の問題だ」と述べ、人種差別の解消に向けて一人ひとりが取り組むべきだと訴えました。