JR西日本 社員200~300人 グループ外企業に出向へ コロナ影響

JR西日本は、新型コロナの影響で鉄道の利用客が大きく減少し、人件費の削減と雇用の維持を図る必要があるとして、ことし6月から200人から300人の社員を飲食店やホテルなどのグループ外の企業に出向させることを決めました。

JR西日本によりますと、出向させるのは運転士を含むおよそ3万人の全社員のうち、200人から300人程度で、期間は最長2年間としています。

本人の同意を得たうえで、ことし6月からグループ外の飲食店やホテルなどに出向させるということで、給料は受け入れ先の企業が負担するということです。

JR西日本は、新型コロナの影響で鉄道の利用客が大きく減少し、先月までの1年間の最終的な損益は2400億円の赤字を見込んでいて、財務状況の改善が喫緊の課題となっています。

ことし2月から1日当たり1000人以上の社員を休ませる「一時帰休」を実施していますが、雇用を維持しながら人件費を削減するため社員の出向を決めたということです。

運輸業界では、新型コロナの影響で経営が厳しさを増していて、ANAホールディングスや日本航空なども社員を外部の企業に出向させています。