神奈川県 新型コロナ 1人死亡 157人感染確認 県内計5万1177人

神奈川県内では20日、合わせて157人が新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認されたと発表されました。

県内で発表される1日の感染者の数は19日に続いて200人を下回りましたが、1週間前の火曜日に比べると43人多くなっています。

一方、川崎市に住む80代の男性1人の死亡が発表されました。

NHKのまとめでは、県内で発表された感染者はこれで5万1177人となり、このうち802人が死亡しています。

変異ウイルス 過去最多 52人感染確認 クラスターも

神奈川県は20日、これまでで最も多い52人が変異した新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認されたと発表しました。

このうち、20代と30代の男性23人は、同じ時期に同じ場所で感染したとみられていて、県内で変異ウイルスによるクラスターが確認されるのは、これが2例目です。

県によりますと、新たに変異ウイルスへの感染が確認されたのは、県内に住む10代から90代の男女52人です。いずれも4月中旬に新型コロナウイルスへの感染が確認され、感染者として発表された人たちで、行政や民間のスクリーニング検査で判明したということです。どこの国で広がっている変異ウイルスかなどについては、いずれも検査中です。

3人は療養期間が終わっているほか、45人は軽症か無症状で、残る4人は調査中だということです。このうち20代と30代の男性23人は、同じ時期に同じ場所で感染したものとみられていて、県は、これ以上の情報を明らかにしていませんが、県内で2例目の変異ウイルスのクラスターとしています。

神奈川県内では、変異ウイルスに感染した人が相次いで確認されていて、これで合わせて312人となりました。