ペット市場に着目 デニム生地で犬の服など新製品 岡山 倉敷

新型コロナウイルスの影響で売り上げが伸び悩む中「繊維のまち」として発展してきた倉敷市では、成長が続くペット市場に注目して新たにビジネスを展開する動きが出ています。

このうち、国産ジーンズ発祥の地として知られる倉敷市児島にある創業27年のアパレルメーカーでは、コロナ禍で売り上げが例年の7割ほどに減るなど厳しい状況に直面し、ペット市場に注目しました。

矢野経済研究所によりますと、昨年度、ペット関連グッズなどの市場規模は推計で1兆6242億円に上り、コロナ禍でペットとの生活に癒やしを求める人が増えているとみられています。

そこで、在庫品やジーンズ作りの際に出る余ったデニム生地を再利用して、新しい製品の開発を始めました。

できあがったのは犬に着せる服やマット、それに首輪など13点。

ジーンズの生地を1枚1枚手作業で解体し、熟練の技で縫い上げるなど丈夫でデザインにもこだわった製品は、今月岡山市のデパートで期間限定で売り出したほか、インターネットでの販売も始まっています。
新製品の開発を担当する高橋雅彦さんは「余った生地を使い、環境に配慮した形で飼い主にも犬にも喜んでもらえるような製品を作りました。まだ手探りの状態ですが、楽しみながら開発を続けていきたい」と話していました。