COP26 シャルマ議長 日本の削減目標の大幅な引き上げに期待

地球温暖化対策の国連の会議、COP26のシャルマ議長がNHKのインタビューに応じ、日本政府が見直しを進めている2030年に向けた温室効果ガスの削減目標について「50%に近い削減を掲げるよう望む」と述べ、今の目標を大きく引き上げることに期待を示しました。

地球温暖化対策の国連の会議、COP26は新型コロナウイルスの影響で、1年延期され、ことし11月にイギリスで開かれる予定です。

日本を訪れているCOP26のシャルマ議長が、19日都内で、NHKのインタビューに応じました。

この中でシャルマ議長は、日本政府が見直しを進めている2030年に向けた温室効果ガスの削減目標について、「世界の平均気温の上昇を1.5度に抑えるためには、2030年までに温室効果ガスの排出を半減させる必要がある。日本の目標でも50%に近い削減を掲げるよう望む」と述べ、2013年度に比べて26%削減するという今の目標を、大きく引き上げることに期待を示しました。

COP26をめぐっては、新型コロナウイルスの感染拡大やワクチン接種の状況によっては、ことしの開催を危ぶむ声も出ていますが、シャルマ議長は「新型ウイルスで、われわれは1年遅れたが、気候変動は弱まったわけではない。各国が参加し対面で交渉することが大事だ」として、感染対策を講じたうえで、予定どおり対面で開催することに意欲を見せました。