社会

“厚労省クラスター” 新たに10人感染確認 計27人に

3月に、厚生労働省の職員20人余りが送別会に参加し、その後、同じ部局で新型コロナウイルスの感染が広がっている問題で、厚生労働省は、新たに10人の感染を確認したと発表しました。これまでに感染が確認された職員は合わせて27人で、国立感染症研究所はクラスターが発生したと見ています。
3月下旬に、厚生労働省の老人保健課の職員23人が、都内の飲食店で送別会を開き、その後、同じ部局で新型コロナウイルスへの感染が相次いで確認されています。

厚生労働省によりますと、3月まで部局にいた職員に自主的に検査を受けるよう呼びかけなどを行った結果、20日までに、新たに10人の感染が確認されたということです。

これまでに感染が判明した職員は合わせて27人で、このうち12人は3月の送別会に参加していました。

ほかにも発熱などを訴えている職員がいるということで、国立感染症研究所はクラスターが発生したと見て、感染経路などを調査しています。

加藤官房長官 「まずは感染拡大防止徹底を」

加藤官房長官は、午後の記者会見で「厚生労働省においては、専門家の助言、指導も得て、一刻も早く、まずは感染拡大を防止するため徹底を図ってほしい」と述べました。

そのうえで「先般の大人数での深夜まで及ぶ会食については、国民の皆さんに自粛などの協力をお願いしている中で、感染症対策を進める立場にある厚生労働省で、あってはならないことだ。二度と起きないよう、綱紀の徹底した粛正を図っていきたい」と述べました。

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