プロ野球「まん延防止措置」 4球団が対応を報告 代表者会議

プロ野球12球団の代表者会議が開かれ、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ「まん延防止等重点措置」が、20日から適用される4つの県に本拠地を置く球団が対応を報告しました。

埼玉、千葉、神奈川、愛知は20日から来月11日まで「まん延防止等重点措置」が適用され、19日の12球団代表者会議では、この4つの県に本拠地を置く4球団が対応を報告しました。

DeNAは20日の試合から、観客数の上限を収容人数の半分に引き上げてチケットを販売していましたが、本拠地を置く横浜市が対象地域となることを受け、20日午後10時に販売を中止します。

また本拠地を置く名古屋市が対象地域になる中日は、期間中の試合は観客数を5000人までに制限し、すでに5000人以上のチケットが売れている試合は、20日午後11時で販売を中止します。

一方、ロッテと西武が本拠地を置く千葉市と埼玉県所沢市は、対象地域に含まれませんが、県からの要請を受けて同様に観客数の制限などを行います。

ロッテは、20日から観客数の上限を、収容人数の半分に引き上げる予定でしたが、今月25日までの試合のチケット販売を20日午後9時で中止し、来月3日から9日までの試合は観客数を5000人までに制限します。

西武も、来週から観客数の上限を収容人数の半分に引き上げる予定でしたが、来月23日までのチケット販売を20日午後10時に中止します。

このほか、DeNA、ロッテ、西武は、引き続きナイトゲームの開始時間を午後5時45分に前倒しし、これまで午後6時開始としてきた中日も、期間中のナイトゲーム2試合の時間の前倒しを検討しているということです。