大阪府吉村知事 軽症や中等症患者の病床確保 医療機関に要請へ

新型コロナウイルスの感染の急拡大で、大阪府内で病床がひっ迫していることを受け、吉村知事は府内の医療機関に対し、改正感染症法に基づいて、軽症と中等症の患者の病床を新たに1100床程度確保するよう要請することを明らかにしました。

大阪府では現在、軽症や中等症の患者の病床をおよそ1800床確保していますが、重症病床のひっ迫を受けて、重症化した患者を中等症の受け入れ病院で治療していることなどから、病床体制に影響が出ています。

これについて吉村知事は19日、記者団に対し、府内の医療機関に対し、改正感染症法に基づいて、軽症と中等症の患者の病床を新たに1100床程度確保するよう要請することを明らかにしました。

具体的には、病床が200床以上ある医療機関のうち、現在新型コロナの患者を受け入れていない病院に10床。200床未満の2次救急医療機関のうち、内科や呼吸器内科の診療ができ、現在新型コロナ患者を受け入れていない病院には5床をそれぞれ要請するほか、すでに患者を受け入れている病院にも、規模に応じて追加で病床の確保を要請します。

改正感染症法では、正当な理由なく要請に応じない場合は勧告を行うことなどが可能で、吉村知事は「すぐに確実に確保できるかどうかは極めて厳しい状況だとは思うが、できるかぎりの協力を医療機関にお願いをしたい」と述べました。