上海モーターショー開幕 EV競争が激化 ITなど他業種から参入も

世界最大の自動車市場の中国で、19日から上海モーターショーが始まりました。世界に先駆けてEV=電気自動車の普及が進んでいる中国では、大手IT企業が新たに参入を表明するなど、EVをめぐる競争がさらに激しくなっていて、各社が電動化戦略をアピールしています。

19日から始まった世界最大規模の上海モーターショーには、各国の自動車関連企業およそ1000社が参加して最新モデルなどを展示しています。

このうち、日本円でおよそ50万円からの格安のEVを販売し、去年の販売台数がEV分野で中国でトップとなった中国の自動車メーカーは、新たに小型のオープンカーなどを披露しました。

また、日系メーカーも、トヨタ自動車がEVのSUV=多目的スポーツ車のコンセプトカーを初めて披露し、中国市場では2025年までにEVやハイブリッド車などを含む電動車を20車種以上、導入する方針を示すなど、各社が電動化戦略をアピールしました。

このほか、EV市場への参入を表明している中国のネット検索最大手のバイドゥが初めて単独で出展し、開発を進めている自動運転技術をアピールしたほか、通信機器大手のファーウェイも自動運転システムなどの新商品を発表しました。

世界最大の自動車市場の中国では、政府の後押しを受けてEVなどの新エネルギー車の普及が進んでいて、去年の販売台数は前の年に比べて10%余り増え、およそ136万台と過去最高になる中で、IT業界など他の業種から新たに参入する動きも出て競争は一層激しくなっています。