18日 日曜日の人出 2回目の緊急事態宣言時との違いは

関西の3府県や東京都など「まん延防止等重点措置」が適用されている地域の18日、日曜日の人出は、2回目の緊急事態宣言が出ていたときの土日、祝日の平均より多くの地点で増えていました。

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、全国の主な地点の人の数を分析しました。

分析した時間は、日中が午前6時から午後6時まで、夜間が午後6時から翌日の午前0時までです。

それによりますと「まん延防止等重点措置」が適用されている関西3府県や東京都の主な地点では、18日、日曜日の人出が2回目の緊急事態宣言が出ていたときの土日、祝日の平均より日中は大阪梅田駅付近では10%、神戸市の三ノ宮駅付近では18%、京都駅付近では28%、東京駅付近では23%、渋谷スクランブル交差点付近では14%、それぞれ増加していました。
夜間も大阪梅田駅付近では16%、神戸市の三ノ宮駅付近では19%、京都駅付近では37%、東京駅付近では36%、渋谷スクランブル交差点付近では40%、それぞれ増加していました。

宮城県では2回目の緊急事態宣言が出ていないため、仙台駅付近の人出を前の4週間の土日の平均と比較すると、日中は7%、夜間は51%それぞれ増加していました。
一方、20日から、重点措置が適用される埼玉、千葉、神奈川、愛知の主な地点では夜間を中心に2回目の宣言時よりも人出が増えていました。

日中は名古屋駅付近で38%、大宮駅付近で7%増加していました。

横浜駅付近では4%減少しました。
夜間は、名古屋駅付近で85%、大宮駅付近で28%、横浜駅付近で4%ぞれぞれ増加していました。

千葉県の千葉駅付近は重点措置の対象地域ではありませんが、日中は7%減少し、夜間は21%増加していました。