感染確認の7日間平均は18日時点で586.4人でした。
ことしに入って最も少なかった先月8日の253.4人と比べると333人増えました。
また、重点措置が適用された初日の今月12日の476.1人と比べると110.3人増えました。
増加した分の3分の1は重点措置が始まって以降に増えたことになります。
7日間平均を前の週と比べると、今月上旬までは100%台から110%台だったのに対し、重点措置の適用前後からは120%台に上昇しています。
第3波では去年12月中旬から120%前後が続いたあと、年があけて数日の間に急激に上昇してピーク時の1月10日には200%を超えました。
また、最近は、感染経路が分からない人の割合も増加しています。
今月は18日までに確認された人のうち、感染経路が分からない人は59.7%です。
去年12月は60.9%、ことし1月は60.2%で、第3波のころと似た水準となっています。
一方、若い世代の割合が高いことも最近の特徴で、今月は20代と30代で合わせて48.7%、40代を含めると64.5%です。
都は活動が活発な世代から高齢者に広がれば、さらに増加のペースが加速すると強く警戒しています。
東京都 「まん延防止措置」1週間 感染増加ペースが加速
東京都に「まん延防止等重点措置」が適用されて19日で1週間です。感染確認の7日間平均は重点措置が始まった今月12日から18日までに110人余り増えていて、増加ペースが加速しています。
感染確認 64.5%が20~40代 若い世代の割合高く
「N501Y」変異ウイルス感染増加 若者が顕著
変異ウイルスの感染確認が急増している東京都内では活動の活発な若い世代の感染が目立っています。
東京都内では、これまでに500人が感染力が強いとされる「N501Y」の変異があるウイルスに感染していることが確認されています。
500人のうち「確認中」の30人を除く470人を年代別に見ると、10歳未満が7人、10代が44人、20代が181人、30代が54人、40代が68人、50代が58人、60代が26人、70代が18人、80代が10人、90代が4人です。
最も多い20代が全体の38.5%を占めているほか、20代から40代までを合わせると64.5%で活動の活発な世代が中心となっています。
また、都の研究機関の分析では今月11日までの1週間に調べた検体のうち「N501Y」の変異があるウイルスの割合は前の週から5.5%増えて、37.8%でした。
この割合は4週連続で増えていて変異ウイルスの割合が高まっています。
都の専門家は「従来のウイルスから変異があるウイルスに流行の主体が短期間で移る可能性もある」と指摘しています。
東京都内では、これまでに500人が感染力が強いとされる「N501Y」の変異があるウイルスに感染していることが確認されています。
500人のうち「確認中」の30人を除く470人を年代別に見ると、10歳未満が7人、10代が44人、20代が181人、30代が54人、40代が68人、50代が58人、60代が26人、70代が18人、80代が10人、90代が4人です。
最も多い20代が全体の38.5%を占めているほか、20代から40代までを合わせると64.5%で活動の活発な世代が中心となっています。
また、都の研究機関の分析では今月11日までの1週間に調べた検体のうち「N501Y」の変異があるウイルスの割合は前の週から5.5%増えて、37.8%でした。
この割合は4週連続で増えていて変異ウイルスの割合が高まっています。
都の専門家は「従来のウイルスから変異があるウイルスに流行の主体が短期間で移る可能性もある」と指摘しています。