阪神 新外国人選手2人が入団会見 入国制限で合流遅れる

新型コロナウイルスによる入国制限で合流が遅れていたプロ野球 阪神の新外国人、ロハス選手とアルカンタラ投手の2人が19日に入団会見を行って意気込みを語りました。

ロハス選手とアルカンタラ投手は、新型コロナウイルスによる入国制限でシーズンの開幕に間に合わず、来日が今月4日と大幅に遅れました。

2人は、2週間の隔離期間を終えて20日にも2軍の練習に参加することになり、19日は兵庫県西宮市内で入団会見を行いました。

このうち、昨シーズン、韓国プロ野球でホームラン王と打点王の2つのタイトルを獲得し、MVPにも選ばれたロハス選手は「パワーがいちばんの持ち味だ。日本に来るのが遅れたが、100%準備してきたのでチームとファンのために貢献したい」と意気込みを述べました。

アルカンタラ投手も韓国プロ野球で去年、最多勝に輝いていて「いいチームに来られて、とてもうれしい。コントロールのよさとボールの速さが自分の強みだ。みんなで優勝に向けて頑張りたい」と話しました。

これで、阪神は8人の外国人選手全員がそろうことになりますが、今シーズンの外国人選手の1軍登録枠は5人まで、ベンチ入りは4人までとなっていて、今後は外国人選手の起用方法がポイントになります。

阪神では現在、中軸を打つサンズ選手とマルテ選手、抑えのスアレス投手、開幕4連勝中のガンケル投手の合わせて4人が1軍に登録されていて、チェン投手とエドワーズ投手が2軍で調整中です。

矢野監督は「ピッチャーは調整に時間がかかる」として、新外国人のうち、野手のロハス選手を先に1軍に合流させる考えを示しています。