東京都 新型コロナ 405人感染確認 月曜の400人超は1月25日以来

東京都内では19日、都内で新たに405人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、7日間平均は600人を超えました。
7日間平均が400人台から500人台になるのは9日かかりましたが、500人台から600人台には5日で到達し、増加のペースがあがっていて、都は不要不急の外出自粛やテレワークの徹底を改めて強く呼びかけています。

東京都は19日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて405人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間の中で比較的、感染の確認が少ない傾向にある月曜日に400人を超えるのは、およそ3か月前のことし1月25日以来です。

1週間前の月曜日からは99人増えていて、前の週の同じ曜日を上回るのは、19日で19日連続です。

19日までの7日間平均は、前の週の126.1%となる600.6人で、2月6日以来、600人を超えました。

7日間平均が、300人台から400人台になるのは18日、400人台から500人台になるのは9日、それぞれかかりましたが、500人台から600人台は5日で、増加のペースがあがっています。

都の担当者は「この1週間で、感染者が増えたことが7日間平均の数字となって表れた。飲み会などでの感染が散見されるので、外出を必要最小限にして仕事もテレワークにしてほしい」と話し、改めて強く呼びかけています。

19日の405人の年代別は、
▽10歳未満が16人、
▽10代が34人、
▽20代が86人、
▽30代が85人、
▽40代が58人、
▽50代が58人、
▽60代が28人、
▽70代が15人、
▽80代が17人、
▽90代が7人、
▽100歳以上が1人です。

19日の405人のうちおよそ62%に当たる253人は、これまでのところ感染経路がわかっていません。

またカザフスタンに渡航歴がある人が1人いました。

一方、感染経路がわかっている濃厚接触者の内訳は、
▽「家庭内」が80人と最も多く、
次いで
▽「施設内」が27人、
▽「職場内」が15人、
▽「会食」が9人などとなっています。

これで都内で感染が確認されたのは13万488人になりました。

19日時点で入院している人は、18日より46人増えて1532人で、「現在確保している病床に占める割合」は30.3%です。

都の基準で集計した19日時点の重症の患者は、18日より2人増えて47人で、重症患者用の病床の14.2%を使用しています。

また、19日都内で死亡が確認された人は、いませんでした。