廃校跡地にドローン操縦士養成施設 農作業の省力化期待 仙台

空中からの肥料の散布などにより農作業が省力化できると期待が寄せられるドローンの操縦士を養成する民間の施設が仙台市に新たに設けられました。

この教習施設は、東京 港区にある航空貨物を扱う会社が仙台市の協力を得て、去年、廃校となった仙台市青葉区の小学校の施設を活用して設けられました。

19日の開校式には運営会社と市の担当者など15人が出席し、指導を行う担当者が実際にドローンを飛行させるデモンストレーションを行いました。

ドローンは、田んぼなどでの農薬や肥料の散布や、工事現場での測量などに活用でき、19日はドローンに据え付けてあるタンクに水を入れて散布しました。

宮城県によりますと、県内で個人農業に従事する人は去年、およそ7割が65歳以上の高齢者で、仙台市はこの施設で操縦の知識や技術を習得し、農作業の効率化につなげてもらいたいと期待しています。

教習施設を運営する「エアトリビューン」の伊藤弘輝専務取締役は「ドローンを活用できる農業の若い後継者を育成していきたい」と話していました。

教習は毎週、月曜日からの平日5日間行われ、講義や実技で学んだあと最終日に検定を行うことにしています。