大阪 寝屋川 高齢者施設でのコロナ集団感染防止へ見回り

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、大阪 寝屋川市では、高齢者施設での集団感染を防ごうと、市の職員が施設を見回り、感染防止策が取られているか確認を進めています。

大阪 寝屋川市では、今週、市の職員が市内の61の高齢者施設を回り、感染防止策が徹底されているか確認を進めることにしています。

初日の19日は、およそ80人の高齢者が入所する特別養護老人ホームを訪れ、出入り口に消毒液を置いているかや、外から業者が訪れた際は施設の外で対応しているか、また、入所者の家族の面会は基本的にオンラインで行っているかなど、注意すべき点について聞き取っていました。

また施設の中では、食堂に仕切りの板が設置されているか、職員の休憩室では対面にならないようにしているかなどを確認していました。

訪問を受けた老人ホームの施設長は「職員ひとりひとりがウイルスを持ち込まないよう、改めて気を引き締めていきたい」と話していました。

寝屋川市高齢介護室の出野純一課長は「感染者の集団=クラスターを絶対に発生させないという気持ちで施設を回り、飛まつ対策を重点的に気をつけるよう呼びかけていきたい」と話していました。