感染拡大続く大阪“病床確保や不要不急の外出自粛など対策を”

大阪府では、18日、新たに1220人の新型コロナへの感染が確認され、これまでで最も多くなりました。感染の拡大に歯止めはかかっておらず、大阪府は、病床の確保に努めるとともに不要不急の外出の自粛など対策の徹底を強く呼びかけています。

関西の2府4県で18日に発表された新型コロナウイルスの新たな感染者は、
▽大阪が1220人、
▽兵庫が406人、
▽京都が116人、
▽奈良が79人、
▽和歌山が44人、
▽滋賀が31人のあわせて1896人でした。

このうち、大阪はこれまでで最も多く6日連続で1000人を上回ったほか、和歌山でも過去最多となりました。

兵庫と奈良でも日曜日としては最も多い感染者となっています。

また、
▽大阪で3人、
▽兵庫で2人、
▽京都で1人のあわせて6人の死亡が確認されました。

関西各地で感染が急拡大するなか、大阪府では18日の時点の重症患者の数は286人で、重症患者専用の病床の248床を上回る状況となっています。

感染の拡大に歯止めがかからず医療体制のひっ迫が続いていて、大阪府は、府内の医療機関に追加の病床の確保を求めるとともに、滋賀県に患者の受け入れや看護師の派遣などの支援を求めています。

大阪府をはじめ各府県は、感染対策を徹底し、不要不急の外出を自粛するよう強く呼びかけています。