教員の過酷な労働実態相次ぐ投稿でオンライン上の報告会開催

教員の仕事についてSNSでの投稿を呼びかけた文部科学省の「#教師のバトン」プロジェクトをめぐり、18日オンライン上で教員らが現場の実態を報告する会が開かれました。

文部科学省が先月から、教員の仕事の魅力などを「#教師のバトン」とつけてSNS上で投稿するよう教員に呼びかけるプロジェクトを始めたところ、過酷な労働実態を訴える投稿が相次いでいます。

これを受け、18日夜、オンライン上で教員の働き方について報告会が開かれ、400人近くが傍聴する中、小中学校の教員8人が現場の実情を語りました。

中学校の男性教員からは「月80時間以上の残業をする教員が多い中、管理職からお茶を飲む時間まで勤務時間の申請から削るよう指示があった」と実態が語られるなど、改善を求める声が相次ぎました。

一方で、別の中学校教員からは、「保護者や子どもへの配布物のオンライン化が進んだ結果、教員だけではなく保護者にとっても負担が減っていると思う」と改善策も挙げられていました。

主催した名古屋大学大学院の内田良准教授は、「投稿で教員の働き方の実態を国に伝えるとともに、業務削減の方法などもバトンで広め、長時間労働の解消につなげてもらいたい」と呼びかけていました。