自衛隊機の緊急発進 対中国機減少で前年度比200回余減少

領空侵犯のおそれがある他国の航空機などに対する自衛隊機のスクランブル=緊急発進は、昨年度、725回と前の年度より200回余り減少しました。中国機へのスクランブルが減ったのが主な要因です。

防衛省のまとめによりますと、航空自衛隊の戦闘機が昨年度1年間に行ったスクランブル=緊急発進は725回と前の年度より222回減りました。

これは、中国機へのスクランブルが458回と前の年度より217回減ったのが主な要因です。

また、ロシア機へのスクランブルは258回と前の年度より10回減りました。

中国機へのスクランブルの減少について防衛省の担当者は、「対象になるような距離まで近づいてくる航空機は減ったが遠い空域での飛行は続いている。中国機の活動は引き続き活発だ」と話しています。

一方、去年12月には中国軍とロシア軍の爆撃機が日本周辺で共同飛行を行ったことが確認されました。

日本周辺で両国軍の共同飛行が確認されるのは2年連続で、防衛省は特異な動きだとして警戒と監視を続けています。