チェコがロシア外交官18人追放へ “弾薬庫爆破にロシア関与”

中央ヨーロッパのチェコは、7年前、弾薬庫が爆破された事件へのロシア軍の情報機関の関与が明らかになったとして、ロシアの外交官18人を国外に追放すると発表しました。

アメリカと足並みをそろえ、ロシアへの圧力を強めるねらいもあると見られます。

これは17日、チェコのバビシュ首相などが会見して明らかにしました。

それによりますと、2014年にチェコ南東部の弾薬庫が爆破され2人が死亡した事件に、ロシア軍の情報機関が関与した明白な証拠があるとしています。

そのうえで、チェコに駐在するロシアの外交官18人に対し、48時間以内に国外に退去するよう命じたということです。

ロシアのタス通信によりますと、これに対してロシア外務省のザハロワ報道官は17日「チェコによる策略だ」と述べ、対抗措置を取る考えを示したということです。

欧米とロシアをめぐっては、アメリカのバイデン大統領がロシアの活動によって安全保障や経済が脅威にさらされたとして、15日、ロシアの外交官10人を国外追放とし、これに反発したロシアが報復としてアメリカの外交官10人の追放を決めるなど、対立が深まっています。

NATO=北大西洋条約機構に加盟するチェコとしては、アメリカと足並みをそろえ、ロシアへの圧力を強めるねらいもあると見られます。