東京都 新型コロナ 1人死亡 543人感染確認 500人超は6日連続

東京都内では、18日新たに543人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、1日の感染確認が500人を超えるのは6日連続です。

会食で感染した人の中には、屋外でバーベキューをした人のケースも含まれていて、都の担当者は「屋外のアウトドアであってもマスクを外して食事をすれば感染のリスクが高まる。大人数での会食はもちろん、路上など外での飲み会も当然控えてほしい」と話しています。

東京都は18日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女あわせて543人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1日の感染確認が500人を超えるのは6日連続です。

1週間前の日曜日からは122人増え、前の週の同じ曜日を上回るのは18日で18日連続です。

さらに、18日までの7日間平均は586.4人で、前の週の125.3%となり、増加傾向が続いています。

18日の543人の年代別は、
▽10歳未満が26人、
▽10代が44人、
▽20代が145人、
▽30代が107人、
▽40代が83人、
▽50代が46人、
▽60代が37人、
▽70代が22人、
▽80代が25人、
▽90代が8人です。

20代と30代を合わせると252人で、全体の半分近くを占めています。

18日の543人のうち、およそ57%にあたる308人はこれまでのところ感染経路がわかっていません。

一方、感染経路がわかっている濃厚接触者の内訳は、
▽「家庭内」が123人と最も多く、
次いで
▽「施設内」が42人、
▽「職場内」が31人、
▽「会食」が7人などとなっています。

会食で感染した人の中には、屋外で9人でバーベキューをした30代の女性のケースも含まれていて、都の担当者は「屋外のアウトドアであってもマスクを外して食事をすれば感染のリスクが高まる。大人数での会食はもちろん、路上など外での飲み会も当然控えてほしい」と話しています。

これで都内で感染が確認されたのは13万人を超えて、13万83人になりました。

都の担当者は、「今、確認されている感染者はまだ今月上旬に感染したケースが多いが中には『まん延防止等重点措置』の期間に入ってからの感染もちらほら確認され始めている。今の取り組みが2週間後の感染状況に現れてくるので、今からでも、人との接触を減らすような行動に注力してほしい」と話しています。

18日時点で入院している人は、17日より29人増えて1486人で、「現在確保している病床に占める割合」は29.4%です。

都の基準で集計した18日時点の重症の患者は、17日と同じ45人で、重症患者用の病床の13.6%を使用しています。

また、都は、感染が確認された80代の女性1人が死亡したことを明らかにしました。これで都内で死亡した人はあわせて1847人になりました。