HIV感染確認者が2割近く減少 コロナで保健所の検査休止 影響か

去年、HIV=ヒト免疫不全ウイルスの感染が確認された人は700人余りで前の年から2割近く減少したことが分かりました。新型コロナウイルスの感染拡大で多くの保健所が検査を休止した影響と見られています。

厚生労働省によりますと、去年1年間に全国の保健所や医療機関などでHIVの感染が確認された人は速報値で740人でした。

前の年から163人、率にして18%減少しています。

原因の1つと見られるのが検査数の減少です。

検査を受けた人は6万8998人で前の年の半数以下にとどまり、新型コロナウイルスの感染拡大で多くの保健所が検査を休止した影響と見られています。

厚生労働省は、感染者を把握しきれていないおそれがあるとして、感染に心当たりがある人は医療機関などで検査を受けるよう呼びかけています。