ASEAN首脳会議にミャンマー軍司令官“出席の意向” 市民は反発

軍による市民への弾圧が続くミャンマー情勢をめぐり、対応を話し合うASEAN=東南アジア諸国連合の首脳会議について、タイの外務省は、ミャンマー軍のミン・アウン・フライン司令官が出席の意向を示していると明らかにしました。一方、クーデターに抗議する市民の側は、「司令官は国の代表ではない」などと反発を強めています。

ミャンマーでは、17日も第2の都市マンダレーやその周辺の地域などで、治安部隊が抗議デモを行う市民に発砲し、現地の人権団体によりますと、2人が死亡しました。

この団体によりますと、クーデター以降の治安部隊の発砲などによる死者は730人に上っています。

こうした中、ASEANはミャンマー情勢について話し合う首脳会議を今月24日、インドネシアの首都 ジャカルタで開催する方向で調整を進めています。

これについてタイの外務省は17日、クーデターを起こしたミャンマー軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官が出席の意向を示していると明らかにしました。

一方、クーデターに抗議する市民の側はSNS上で「司令官は国の代表ではない」、「ASEANは軍の統治を認めるのか」などと反発を強めています。

ASEANは先月も非公式の外相会議で対応を協議しましたが、その後の議長声明では「積極的、平和的かつ建設的にミャンマーを支援する用意がある」と述べるにとどまり、今回の首脳会議では事態の打開に向け、具体策が示せるかが焦点となりそうです。