レスリング 五輪内定の乙黒拓斗 アジア選手権で優勝 65キロ級

東京オリンピック、レスリング男子の代表に内定している乙黒拓斗選手が1年2か月ぶりの実戦となるアジア選手権で優勝し、オリンピックに向けて順調な調整ぶりをアピールしました。

レスリング男子フリースタイル65キロ級の東京オリンピック代表に内定している乙黒選手は、2018年に日本男子最年少の19歳で世界選手権を制していてオリンピックでも金メダルが期待されています。

乙黒選手は17日、カザフスタンで行われたアジア選手権に出場し去年2月以来、1年2か月ぶりの実戦に臨みました。

初戦でウズベキスタンの選手を13対0と圧倒してテクニカルフォール勝ちしました。

準決勝 イラン選手を危なげなく退ける

準決勝もイランの選手を8対2と危なげなく退けてブランクを感じさせない安定した戦いぶりで勝ち進みました。

決勝は、相手選手がけがで棄権して不戦勝となり、2年連続の優勝を果たしました。

乙黒「東京五輪で金メダルを取れるように全力で」

乙黒選手は「決勝を楽しみにしていたけれど相手のけがなのでしかたない。さみしい気持ちはあるが、オリンピックに向けてとっておきたい。優勝できて自分が1年間やってきたことはむだじゃなかったと感じたし、まだ修正できるところはあると思うので、東京オリンピックで金メダルを取れるように全力を出してやっていきたい」と話していました。

選手1人とスタッフ1人 羽田空港での検査で陽性

一方、日本レスリング協会は今大会で試合を終えて16日夜に帰国した選手1人とスタッフ1人が羽田空港での新型コロナウイルスの検査で陽性だったと発表しました。

レスリングでは今月14日にもカザフスタンで行われた東京オリンピックアジア予選から帰国した代表チームの選手やスタッフのうち2人の感染が明らかになっています。