日米首脳会談前に菅首相 ハリス副大統領会談 同盟さらに強固に

ワシントンを訪れている菅総理大臣は、日米首脳会談に先立って、ハリス副大統領と会談し、バイデン政権が同盟国との協調を重視していることを高く評価するとしたうえで、一連の会談を通じて、日米同盟をさらに強固なものにしたいという考えを示しました。

菅総理大臣は、バイデン大統領との初めての日米首脳会談を前に、ハリス副大統領とおよそ1時間、会談しました。

冒頭、ハリス副大統領は、「大きな喜びをもってお迎えし、世界の首脳の中で初めてとなる訪問に感謝する」と述べました。

そして、先月、オンラインで行われた、日本とアメリカ、オーストラリア、インドの4か国の枠組みによる初めての首脳会合に触れ「インド太平洋地域の平和と安定を維持していくための両国の決意について議論することを楽しみにしている」と述べました。

これに対し、菅総理大臣は「コロナ禍の中で、初めての外国首脳としてお招き頂いたことを大変感謝している。バイデン、ハリス政権が同盟国との協調を重視していることを高く評価している」と述べました。

そのうえで「今日ほど、自由、民主主義、法の支配といった普遍的価値で結ばれている日米同盟が強くある必要性は、かつてなかったのではないかと思う。バイデン大統領やハリス副大統領と、両国のさまざまな課題について幅広く会談する中で、日米同盟をさらに強固なものにしていきたい」と述べました。
会談で、菅総理大臣は、北朝鮮による拉致問題の即時解決に向けて、引き続き、理解と協力を求めたほか、ことし夏、世界の団結の象徴として、東京オリンピック・パラリンピックの開催を実現する決意を述べたのに対し、ハリス副大統領は、支持する考えを示しました。

そして、菅総理大臣は、ハリス副大統領の早期の日本訪問を招請し、新型コロナウイルスの感染状況を見極め、適切な時期の訪日を調整していくことで一致しました。