入所型の障害者施設もコロナワクチン優先接種の対象に 茨城

高齢者への優先接種が始まった新型コロナウイルスのワクチンについて、茨城県は、これまでに県内の複数の障害者施設で感染者の集団=クラスターが相次いだことを受け、障害者施設の入所者や職員も新たに優先接種の対象とすることを決めたことが分かりました。

今月12日から始まった高齢者のワクチン接種について、茨城県では、これまでに高齢者施設の入所者と職員を優先して接種を始めています。

一方で、県内では障害者施設で複数のクラスターが発生していて、こうした施設では共同生活をしていて密になるのが避けられない環境があることから、県は入所型の障害者施設についても高齢者施設と同様に優先して接種を行うことを決め、県内の各市町村に通知したということです。

新たに優先接種の対象となるのは県内の障害者施設の入所者と職員で、64歳以下の人も対象になるということです。

対象となる人数は現在、精査中だということですが、県によりますと県内には入所型の障害者施設やグループホームがおよそ330か所あり、入所者の定員は8000人余りだということです。

県のワクチン接種チームは「入所型の障害者施設では、感染が発生しても病院に移るのが難しい人が多いため、一度クラスターが発生すると収束が難しい状況があったことから、入所型の施設を優先することが重要だと考えた」としています。