愛知 大村知事 時短要請など 重点措置の内容発表

「まん延防止等重点措置」の適用を受けて愛知県の大村知事は、名古屋市を重点措置の対象地域としたうえで、今月20日から来月11日までの期間、市内のすべての飲食店に対し営業時間を午後8時までに短縮するよう要請するなど、愛知県内で講じる措置の内容を発表しました。

愛知県の大村知事は「まん延防止等重点措置」の適用を受けて、県内で講じる措置の内容を発表しました。

それによりますと愛知県は名古屋市を重点措置の対象地域としたうえで、今月20日から来月11日までの期間、市内のすべての飲食店に対し、営業時間を午後8時までに短縮するよう要請するほか、名古屋市以外の飲食店に対しても、営業時間を午後9時までとするよう要請するとしています。

要請に応じた飲食店には、売り上げなどに応じて協力金を支払うとしているほか、カラオケの利用による感染が相次いでいることから、新たに県独自の協力金の制度を設け、時短要請の対象外の店舗にもカラオケ設備の利用を自粛するよう求めることにしています。

さらに県民に対し、日中も含めた不要不急の外出や県をまたぐ不要不急の移動の自粛、それに大型連休中の旅行の自粛を求めるとしています。

大村知事は「今すぐ医療現場がひっ迫する状況ではないが、感染者の増加のカーブがきついことから、今後のひっ迫が懸念されるため相当早い段階で適用の要請に踏み切った。大型連休を挟む措置の期間で、予防的に感染者の増加を抑えていきたい」と述べました。