半導体受託生産 世界最大手 台湾 TSMC 需要拡大で設備投資増額

世界的に半導体が不足するなか、半導体の受託生産で世界最大手の台湾のTSMCは今後も需要の拡大が見込まれるとして、最大で280億ドルとしていたことしの設備投資額を300億ドル、日本円で3兆2600億円余りに引き上げると発表しました。

TSMCは15日、ことし1月から3月までの決算を発表し、高性能パソコン関連の半導体の需要が好調だったことから、売り上げは四半期の決算としては過去最高となりました。

TSMCは、今後も5Gや高性能パソコン関連の需要の拡大が見込まれるとして、ことし1月に最大で280億ドルとしていたことしの設備投資額を300億ドル、日本円で3兆2600億円余りに引き上げることを明らかにしました。

今後3年間の合計では1000億ドルの設備投資を行うということです。

日本や欧米などが増産を求めている自動車向けの半導体については、生産態勢を調整することにより、ことしの第3四半期以降、不足した状況が緩和に向かい始めるという見通しを示しました。

また、台湾で起きている水不足が半導体の生産に影響を与えるのではないかという懸念に対しては、節水などに取り組むことで今のところ大きな影響はないとしています。