北海道 阿寒湖に春の訪れ 遊覧船を航行させて砕氷

春の大型連休が近づく中、北海道東部の阿寒湖では湖面の氷を遊覧船で砕いて航路を切り開く作業が行われました。

国の特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」が群生する釧路市の阿寒湖では、毎年、遊覧船が運航を始める前のこの時期に遊覧船を航行させて湖面に残った氷を砕く作業が行われています。

16日は、桟橋を出発した遊覧船が氷の残っている場所に向かい、厚いところで20センチほどある氷の上をゆっくり進むと、氷はごりごりと音を立てながら砕けていました。

遊覧船の運航会社によりますと、ことしは3月の気温が高かったため氷がとけるのが早まり、氷の厚さは例年の半分ほどだということです。

運航会社は、遊覧船に乗ってこの砕氷作業を間近で見ることができる期間限定の運航を今月21日から行いたいとしています。

阿寒観光汽船の小林道之企画部長は「この作業をすると本格的な春が訪れたと感じます。砕氷船の運航ももうすぐ始まるので、今しか見られない阿寒湖の景色を楽しんでほしい」と話しています。