米カリフォルニア州の「ユニバーサル・スタジオ」が営業再開へ

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休園していたアメリカ・カリフォルニア州のテーマパークが今月16日から営業を再開することになり、ワクチン接種の広がりを背景に経済活動を再開させる動きが続いています。

カリフォルニア州にあるテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」は、感染拡大の影響で去年3月から休園していましたが、ワクチン接種の広がりを背景に州政府が規制を緩和したことを受けて、16日から営業を再開します。

再開を前にした15日は、年間パスの利用者に限って入場が認められ、感染対策の様子がメディアに公開されました。

テーマパーク内ではマスクの着用が義務づけられているほか、アトラクションに乗る際には、そのつど、手の消毒が行われています。

また、営業再開後も当面、入場できるのは州内の住民に限られ、チケットも予約制になっているということです。

テーマパークを訪れた女性は「だんだんと普通の生活が戻ってきてうれしい。マスクの着用も安全のために必要だと思います」と話していました。

州内では「ディズニーランド・パーク」も今月30日に営業を再開する予定です。

また、カリフォルニア州政府は、今後もワクチンが十分確保されることなどを条件に6月15日には規制の多くを解除し、経済活動を全面的に再開させる方針です。