スズキ 鈴木会長「カーボンニュートラル」実現へ電動化に全力

自動車メーカー、スズキで40年余りにわたって経営トップを務めてきた鈴木修会長が、ことし6月の退任を前にNHKのインタビューに応じました。温室効果ガスの排出を全体としてゼロとする「カーボンニュートラル」の実現に向け、資本提携しているトヨタ自動車の協力を得ながら車の電動化に全力で取り組む考えを示しました。

スズキで40年余りにわたって経営トップを務めてきた鈴木修会長は、6月の株主総会後に相談役に退くことになり、退任を前にNHKの単独インタビューに応じました。

この中で鈴木会長は、カーボンニュートラルの実現に向けた車の電動化について「いきなり電気自動車になるわけではない」という認識を示し、当面はハイブリッド車を中心に対応していく考えを示しました。

そのうえで「トヨタにも技術協力してもらい、確実に効率よくやっていく必要がある」と述べ、資本提携しているトヨタ自動車の協力を得ながら電動化に全力で取り組む考えを示しました。

さらにトヨタとの関係については電動化にとどまらず、インドをはじめとする海外市場での協業など幅広い分野で連携の強化を検討していく考えを示しました。

そして、鈴木会長は次期経営陣に対し「『一歩だけ』ひいた立場で相談の窓口を開けて集団指導体制に期待し気長に見ていきたい」と述べ、今後5年間の電動化目標などを掲げた中期経営計画の着実な実行に期待を示しました。