滋賀 長浜曳山祭 感染対策とり2年ぶり開催 子ども歌舞伎を披露

新型コロナウイルスの影響で去年中止となった、滋賀県長浜市の「長浜曳山祭(ひきやままつり)」が、感染防止対策をとって2年ぶりに開かれ、地元の子どもたちが呼び物の歌舞伎を披露しました。

ユネスコの無形文化遺産に登録されている長浜曳山祭は、戦国時代、長浜城主だった豊臣秀吉が始めたとされ、曳山で披露される「子ども歌舞伎」が最大の呼び物です。

去年は新型コロナの影響で戦後初めて中止となりましたが、ことしは練り歩きをしないなどの感染防止対策をとって3基の曳山が地元の町内で子ども歌舞伎を奉納しています。

このうち「青海山(せいかいざん)」と呼ばれる曳山では、7歳から12歳までの8人の男の子が幼い主君を守るため、わが子を犠牲にする乳母を描いた演目を真剣な表情で演じました。

沿道にはマスクの着用や距離の確保を呼びかける看板が掲げられ、集まった人たちは感染対策をとりながら子どもたちの演技に拍手を送っていました。

地元の60代の男性は「知り合いの子どもが出ていたので立派に演じているなと、成長を感じながら見ていました。曳山祭は長浜の誇りなので開催できてよかったです」と話していました。

子ども歌舞伎は16日まで、長浜市内の各町内で上演されます。