「大阪 兵庫 東京などに緊急事態宣言を」国民 玉木代表

新型コロナウイルスの感染状況が悪化している、大阪、兵庫、東京などについて、国民民主党の玉木代表は記者会見で、感染拡大を短期間で抑え込むため、緊急事態宣言を出す必要があるという考えを示しました。

この中で、玉木氏は「大阪や兵庫は、病床も非常にひっ迫した危機的な状況で緊急事態宣言に移行すべきだ。東京などについても宣言を出して短期に感染拡大を抑え込んでいくことが必要ではないか」と述べました。

そのうえで「変異株への政府の対応に疑問を持たざるをえない。子どもへの感染も多く確認されているので、学校などにも検査の対象を拡充すべきだ」と述べました。

一方、自民党が菅総理大臣の指示を受けて議論を始めた「こども庁」の創設などについて玉木氏は「保育園、幼稚園、認定こども園という子どもに関する制度がバラバラなまま役所だけ1つにしても、全く意味がない。何をするかも見えない中で箱だけ作ることには反対だ」と述べました。