福岡 服部新知事 感染急増受け「まん延防止等重点措置」検討へ

福岡県知事選挙で当選した服部誠太郎新知事は、新型コロナウイルスの感染急増を受け「まん延防止等重点措置」について、今後の状況を見極めて検討していく考えを示しました。

福岡県知事選挙で初当選した服部氏は15日記者会見し、新型コロナウイルスの県内の新規感染者が14日、150人を超えて急増していることについて「極めて緊張感を持って受け止めている。病床は直ちにひっ迫する状況にないが、感染経路不明の割合が5割を超えており、変異株を含め強い警戒感を持って状況を注視している」と述べました。

そして「まん延防止等重点措置」の適用要請について、感染や病床の状況を見極めて検討していく考えを示しました。

また、専用病床が30余り増えて802床になったことを明らかにし、来月中に少なくとも1000床に増やす方針を強調しました。

さらに来月、福岡県で行われる聖火リレーについては、感染対策を徹底する一方、状況に応じて対応を判断していく考えを示しました。