中国 “台湾海峡の南側海域で射撃訓練” 船舶の航行禁止を警告

中国政府は、15日から台湾海峡の南側にあたる海域で、実弾射撃訓練を行うとして、この海域への船舶の航行を禁止する警告を14日に出しました。台湾には14日からアメリカのバイデン大統領の意向を受けた非公式の代表団が訪問していて、これをけん制するねらいもあるとみられます。

中国海事局は、15日から今月20日までの間に台湾海峡の南側にあたる海域で実弾射撃訓練を行うとして、期間中、この海域への船舶の航行を禁止する警告を14日に出しました。

訓練の具体的な内容は明らかになっていません。

台湾には、アメリカのバイデン大統領の意向を受けた、アーミテージ元国務副長官らの代表団が14日から訪れていて、15日、蔡英文総統と会談しました。

今回の訪問について中国政府は「いかなる形式であろうと、台湾とアメリカの公的な交流には反対する」と反発していて、今回の訓練は、これをけん制するねらいもあるとみられます。

台湾側の発表によりますと、今月12日には中国軍の戦闘機など延べ25機が台湾が設定する防空識別圏に進入するなど、周辺では中国が活動を活発化させています。