大阪 変異ウイルス 4月11日までの3日間では検査対象の80%超に

変異した新型コロナウイルスがどれくらい広がっているか、大阪府が実態を調べるために行っているスクリーニング検査の最新の結果が14日に開かれた大阪府の対策本部会議で報告され、4月9日から11日までの3日間では、検査対象の82.8%が変異ウイルスだったということです。

大阪府は、変異した新型コロナウイルスがどれくらい広がっているか実態を調べるためことし1月からスクリーニング検査を行っています。

14日の会議では直近の検査となる4月9日から11日までの3日間の結果が報告されました。

それによりますと、この期間の新規感染者2561人のおよそ2割、535人分の検体を調べたところ、443人、率にして82.8%が変異ウイルスだったということです。

大阪府の検査では▽3月25日までの1週間は43.2%、▽4月1日までの1週間は67.8%、▽4月8日までの1週間は78.5%となっていて、変異ウイルスの割合が徐々に高まっています。