菅首相 日米首脳会談へ 今夜ワシントンに向け出発

菅総理大臣は、アメリカのバイデン大統領との首脳会談に臨むため、15日夜、ワシントンに向けて出発します。両首脳は、覇権主義的な動きを強める中国への対処方針を確認する見通しで、調整が進められている共同声明で台湾や人権問題にどのような形で言及があるかが焦点です。

菅総理大臣は、就任後初めてアメリカを訪問し、現地時間の16日にホワイトハウスで、バイデン大統領との首脳会談に臨むため、15日夜、ワシントンに向けて出発します。

バイデン大統領が就任後対面で会う初めての外国首脳となり、菅総理大臣は、会談を通じて、個人的な信頼関係を深めるとともに、日本の外交・安全保障の基軸である日米同盟の強固な絆を改めて確認し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力のあり方を協議することにしています。

菅総理大臣は覇権主義的な動きを強める中国をめぐっても、率直に意見を交わす考えで、両首脳は安全保障分野をはじめとした中国への対処方針を確認するものとみられます。

会談後には成果を盛り込んだ共同声明を出す方向で調整が進められていて、バイデン政権が重視する台湾や、香港と新疆ウイグル自治区の人権問題などにどのような形で言及があるかも焦点です。

このほか、菅総理大臣は、開幕まで100日を切った東京オリンピックについても、パラリンピックを含め大会の成功に向けた協力を改めて求めるものとみられます。

一方、外務省によりますと、今回のアメリカ訪問では、新型コロナウイルス対策で、同行者は必要最小限とし、通常よりも2割から3割少ない80人規模になるということで、菅総理大臣の真理子夫人も同行しないということです。